8月にリオ市議を罷免されたガブリエル・モンテイロ氏が7日、強姦容疑で逮捕された。7、8日付現地紙、サイトが報じている。
モンテイロ容疑者は保守系人気ユーチューバーとして知られ、2020年の市議選では3番目の得票数で当選した。だが、職員に対するセクシャル&モラル・ハラスメントで訴えられた上、未成年の少女にわいせつ行為を行っている動画の流出もあったことで、今年8月にリオ市議会で罷免処分を受けていた。
今回の逮捕は、これまで報じられていた容疑とは異なる新しいもので、昨年の7月15日に起こった事件に基づく内容だ。被害者とされる23歳の女性の証言によると、バーラ・ダ・チジュッカのナイトクラブでモンテイロ氏と出会った後、リオ市南部ジョアーにある同容疑者の友人の家に連れて行かれ、そこで強姦されたという。
被害者は銃を顔につきつけられ、モンテイロ氏によってベッドに押し倒され、手足を押さえつけられた上、反抗的なことを言うと顔を平手打ちされたという。また、性行為にも反抗したため、ベッドから引きずり下ろされたり、服を破られたりもしたという。
モンテイロ容疑者は7日にイカライの警察署に出頭し、8日午前にベンフィカの刑務所に移送されたが、出頭前には容疑を否定するビデオも流している。