在サンパウロ総領事館は10月5日、サンパウロ市の日本文化広報施設「ジャパンハウス」で同施設の「運営委員会第23回会合」を行った。会合では、2022年2月末から10月に行った事業の報告を行った。
同期間中には、4つの展示会を実施。各展示会の一日の平均来場者数は1500人だった。そのほか、ブラジル北東部ペルナンブコ州レシフェで巡回展を開催、8大学との共同ワークショップ、ジャズピアニスト・上原ひろみさんのコンサート、日本移民114周年関連イベント、農林水産省共同事業、ブラジル日本都道府県人会連合会第23回日本祭り出展を行った。
オンラインコンテンツ展開報告では、中南米地域全体から関心を得られるよう、各地域にあったコンテンツ作成に当たっているとし、3言語対応の同施設バーチャルツアーは、展示会も観ることが出来、需要も高いと述べた。
9月の来場者数は3万9352人で昨年同月2万5540人から54%増加した。来場者数はコロナ禍前の値に戻りつつある。
今後の活動として、メキシコで12月1日に巡回展を行うことや、W杯関連イベントの実施、企業イベントの誘致活動、アニメや漫画以外の若年層来場者増加企画を行っていくと報告した。