おしゃべりパパガイオ

 サッカーの全国選手権は13日に終了。この結果、1位パルメイラス、2位インテルナシオナル、3位フルミネンセ、4位コリンチャンス、5位フラメンゴ、6位アトレチコ・パラナエンセの6チームがリベルタドーレス杯に予選なしで参加が決定。フラメンゴが前回リ杯、ブラジル杯で優勝したため、増枠となり、7位アトレチコ・ミネイロ、8位フォルタレーザはリ杯予選に参加できる。また、セアラー、アトレチコ・ゴイアニエンセ、アヴァイ、ジュヴェントューデが2部降格。来季はクルゼイロ、グレミオ、ヴァスコ・ダ・ガマ、バイアの、一昔前までは1部で当たり前だったチームが復帰してくる。
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 13日、ブラジルを代表する大御所歌手のひとりミルトン・ナシメントの舞台引退コンサートが行われた。舞台はやらなくなるが、音楽活動は続ける。地元ベロ・オリゾンテのミネイロン・スタジアムで開催というのが、ミナス・ジェライスを代表する存在だった彼らしい。かつての共演相手のロー・ボルジェスやサムエル・ローザら、ミナスにゆかりの深い豪華ゲストが次々登場。9日に亡くなったガル・コスタにもオマージュを捧げるなど、大観衆が涙で彼の勇姿を見守った。
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 15日は1889年にブラジルが共和国となったことを記念する共和国記念日で、休日となる。この日は三権分立による政治が始まった日で、民主主義の歴史の上でも意義がある。大きな選挙が終わったばかりだが、今一度、民主主義について冷静に考える良い機会か。

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