「もし眞子さんがブラジルに新婚旅行に来られるなら、ぜひ歓迎会をしたい」――そんな声が日系団体からあがり始めている。@niftyニュースサイト16日付女性週刊誌「女性自身」記事によれば、眞子さんと夫の小室圭さんがクリスマス休暇の時期に、ブラジルに新婚旅行「ハネムーン」に来る可能性があると報じているからだ。
同女性自身記事には、ニューヨーク在住の旧財閥系日本企業の関係者の声として《12月中旬から入るクリスマス休暇の時期に、眞子さんと小室さんはブラジルに〝新婚旅行〟に行くそうです。すでに航空券やホテル、現地のガイドやドライバーも手配していると聞いています》という内容が紹介された。
加えて《前出の企業関係者によれば、2人はとても楽しそうにハネムーンのことを語っていたという。「眞子さんが、リオのコルコバードの丘に立つキリスト像やマナウスのアマゾナス劇場で見た風景、ベレンの市場の活気を楽しそうに小室さんに話していたそうです。2人で“早く行きたいね”と顔を見合わせながら盛り上がっていたと聞きましたよ」》とも報じられている。
これをうけて、日系社会側でも歓迎の機運が出始めている。というのも18年7月、ブラジル日本移民110周年を記念して内親王時代の眞子さんがブラジルを訪れ、リオ、ロンドリーナ、マリンガー、サンパウロ市、マリリア、プロミッソン、平野植民地、アラサツーバ、マナウス、ベレン、トメアスー移住地などを訪問され、日系社会にはその際の記憶が鮮明に残っているからだ。
ブラジル日本文化福祉協会の福原カルロス儀典担当理事は、眞子さんの今回の来伯報道に対し「現在訪日中の石川レナト会長と相談して、ぜひ歓迎ができればと思う。もちろん小室圭さんの意向が大事なのでその承諾が前提ですが」と述べた。
福原さんは、眞子さんとは18年の式典で初めて会った。その初対面の挨拶で「福原さんですか」といきなり名前を確認され、「父(秋篠宮皇嗣殿下)が来伯した際にお世話になりました」との挨拶をしてもらったと振り返り、「顔と名前も事前に知ってもらっていて、とても謙虚で優しい女の子だった」との驚きの印象を振り返った。
福原さんは、日伯外交関係樹立120周年記念(15年11月)で秋篠宮皇嗣同妃両殿下がご来伯された際のサンパウロ市式典を仕切っていた。
ブラジル日本都道府県連合会(県連)の市川利雄会長も「県連としてはまだ正式に答えられないが、個人的にはぜひ歓迎会をしたい。例え眞子さんが皇室ではなくなっても、彼女に対する気持ちは変わらない」と話した。眞子さんが県連主催の日本祭りを訪れた際、市川会長が会場を案内して回った。
サンパウロ日伯援護協会の園田昭憲副会長は「総領事館とも相談しながら、日系社会としてもぜひ来伯を歓迎したい」との熱意を述べた。
眞子さんが来伯してからすでに4年が経った。前回訪問時は、日系社会はもとより、ブラジル国民にも好印象を与えた。眞子さんの来伯が具体化すれば、日系社会で歓迎する動きがさらに強まりそうだ。