【既報関連】カタールで開催中のサッカーW杯。ブラジル代表の試合日となる24、28、12月2日は、行政や銀行などの諸機関が営業(対応)時間を変更する場合がある。
営業時間変更を発表している機関の一つは銀行で、ブラジル銀行連盟(Febraban)は、ブラジリア時間午後4時からの試合の日は、同午前9~午後2時まで営業。午後1時からの試合の日は午前8時半から11時半まで営業すると発表した。
ブラジルが決勝トーナメントに進出した場合、正午から試合が始まる日があるが、この場合は、午前9~11時と午後3時半~4時半の対応となる。
ただし、現金自動預け払い機(ATM)やインターネット・バンキングは通常通りに機能するので、窓口でなければならない項目以外はATMなどを利用するよう勧めている。Febrabanによると、営業時間の変更は、店舗ならびに現金輸送車の安全上の理由によるものだ。
郵便局は、午後4時からの試合の日は午後3時のように、試合開始時刻の1時間前に閉めるという。
国立社会保障院(INSS)は、12時からの試合の日は1日休み。午後1時からの日は午前11時、午後4時からの日は午後2時に閉める。職員による電話対応は試合開始時刻の30分前から試合終了後30分までが休みとなるが、電子対応の場合は通常通りだ。
商店やショッピングセンターの営業時間は各店舗が決める。バールやレストラン、サンパウロ証券取引所などは通常通り営業する。
なお、サンパウロ市内のバスは午後4時からの試合の日は午後1時にラッシュ時の運行本数を確保。市をまたがるバスは午後4時からの試合の日は午後2時から本数を増やす。地下鉄やCPTMも、試合の時間に合わせ、前倒しで増発するという。