「ビックリしましたよ、こんなに盛り上がるなんて。前半で1点入れられて、やっぱりダメかとガッカリしてました。勝てるはずないと思っていたドイツに勝つなんて。皆さん日本の旗を顔に描いて、すごい熱の入れようでした」。興奮冷めやらない様子でそう説明するのは、ブラジリア日本語普及会の矢田正江理事長だ。
23日には同モデル校講堂でブラジリア連邦大学日本語専攻科の学生、モデル校学習者、大使館職員や若手日系起業家団体「REN」関係者など約80人が集まって、W杯日本対ドイツ戦の観戦会が行われた。
矢田さんは「大使館からの依頼で、初めてモデル校で観戦会をやりました。2点目が入ったときは講堂が震えるほど歓声が沸きました。みんな日本を一生懸命になって応援してくれた。いいイベントになりました」と振り返る。
中でも林禎二大使は日の丸を熱心に振って飛び上がって応援するなど、集まった人たちを驚かせていたという。(深)