サッカーのW杯では毎回、選手のファッションも話題となる。これまでだと、2002年の日韓大会でのロナウドの大五郎カットや、2014、18年のネイマールのモヒカン刈りが話題を呼んだが、今年の流行りはリシャルリソンの髪型だという。それは、短く刈った髪を金髪にし、側頭部、後頭部の刈り上げ部分に植物を象った刈り込みを入れたものだ。リシャルリソンは、真面目な練習態度や人種や環境といった社会問題への積極的な発言など、ブラジルの代表選手の中でも最も硬派の一人として知られているだけに意外な気も。時代とともに人気選手も変わるか。
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22日、マット・グロッソ州ソリーゾで、大統領選の結果やスト支援者の資産凍結に対する抗議活動で国道163号線を塞いでいたボルソナロ大統領支持者たちが、目の手術を受けに行く予定だった9歳の少年が乗るバスの通行を妨害し、社会問題となった。ガブリエル君は23日に手術を受けたが、4時間をかけた大掛かりなものだったという。それほどの大事な手術を控えた子供まで妨害していたとは。術後の経過の良いことを願いたいところだ。
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23日午前中の大サンパウロ市圏は暑かったが、午後は一転してに強い雨が降った。カンタレイラ水系ではこの日だけで38ミリの雨が降り、月間降水量も100ミリを超えたが、その一方で各地で洪水などの被害が続出。マウアー市では車が濁流にのまれ、1人が死亡した。これからの雨季が始まるので、水害には要注意。