林禎二駐ブラジル日本国大使は17日、ブラジリアの同大使公邸にて、自衛隊記念日レセプションを行った。金井茂樹防衛駐在官、ブラジル海軍司令部参謀長レナト・ロドリゲス・デ・アギア・フレイレ海軍大将らが出席した。
自衛隊は1954年7月1日に創設され、今年で創設68年目を迎えた。日本国防衛省が定める自衛隊記念日は11月1日で、日本国内でも記念式典が行われた。ブラジルでの催しはコロナ禍のため2019年に中止され、今回3年ぶりの開催となった。
挨拶に立った林大使は、日伯両国が世界平和に対して行ってきたこれまでの貢献と、両国の今後より一層の連携の必要性について語り、「安保防衛分野の関係強化に当たって、温かいご支援、ご協力をくださった関係者の方々に改めて感謝申し上げます」と述べた。
レセプションに参加した村上佳和リベルダーデ友好会副会長は「ウクライナ侵攻によって平和が脅かされている。そんな今だからこそ、世界平和のためにも日伯両国の友好関係深化は必要。こうしたイベントを通じて参加者同士がお互いの理解を深めることで世界平和に繋がっていく」と語った。