リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、藤本徹也会長)は12月3~4日、「第52回東洋祭り」をサンパウロ市リベルダーデ区の同駅前日本広場とガルボン・ブエノ街を中心に開催する。
会場となる駅前広場には、特設舞台が設置され、2日間でラジオ体操や和太鼓、日本舞踊、アニメソングショー、中華系バンドショーなど50演目超が披露される。同広場とガルボン・ブエノ街には、和食や中華料理の屋台、東洋雑貨販売屋台の出店が予定されている。縁起物の鶴のつるし飾り販売も行う。鶴のつるし飾りは、神式のお祓いが施され、平和を象徴する白、金運の黄、希望の緑、情熱の赤、恋愛のピンク、加護の青、の6つを用意している。
同祭案内のため、藤本会長、山本玉喜副会長、小林優子会計理事、市田イツ子・リズム体操理事、小林マウリシオ広報理事と中村フランクさんが編集部を訪れた。藤本会長は「今年はコロナ禍をなんとか乗り越えたと思ったら、池崎博文前ACAL会長が亡くなられ、ACALにとっては厳しい一年でありました。ACALはこれからもリベルダーデの伝統を継承するよう尽力していきます」と話し、同祭への来場を呼び掛けた。
また、3日から1月25日まで東洋祭り会場周辺に同祭りやサンパウロ市市制469年を記念した幟が飾られるという。
□サビアの独り言□
藤本会長の口からは衝撃的な発表もあった。毎年大みそかに開催される餅つきは、今年は資金難の為に中止になるとのこと。毎年2万袋の紅白餅が無料配布されていた名物行事だった。パンデミックによる経済難は仕方ないにしても、いつか復活してほしいところでは。