サッカーW杯は2日にグループリーグが全て終了し、3日からは決勝トーナメントとなる。既に決勝T進出が決まっているブラジル代表(セレソン)は2日のカメルーンとの試合を控え選手で臨む。気になるのは、11月30日に同じく早々と決勝T進出を決めていたフランスが控え選手で対チュニジア戦を戦い、破れたこと。もしセレソンがカメルーンに0―1で敗れ、スイスがセルビアに3―0など3点差以上で勝つと、セレソンはGグループを2位通過となるがどうなるか。そうならずに順当にいけば、セレソンのベスト16の試合は5日の16時にHグループの2位チームと行うことになる。
◎
初戦のサウジアラビア戦を落したものの、その後、2連勝してなんとか決勝Tに進んだアルゼンチン。既に歴史的名選手になっているリオネル・メッシがこの3戦で2度もPKを外したことが話題となっているが、過去のW杯の記録によると、第3戦目でエースがPKを外した年にアルゼンチンは優勝しているとか。順当にいけば準決勝で対戦する確率の高いセレソンとしては、ありがたくないデータだが。
◎
11月30日午後も強い雨が降ったサンパウロ市。今回の雨は強い上に長く、海岸部を中心とする水害は南部から北東部までと広い。その影響で、11月28日に起きたパラナ州の国道376号線の土砂崩れでの救出作業も遅々として進まない。雨が早く収まることを祈るばかりだが、この天候不良はいつまで続く?