サッカーのW杯のブラジル代表(セレソン)の準々決勝の相手は前回大会の準優勝チームのクロアチアだ。セレソンは大会直前の練習試合でクロアチアと戦っており、その時は2―0で危なげなく勝利した。また、2014年の自国開催のW杯の開幕試合の相手で、そのときもセレソンは3―1で勝っている。その開幕戦には前回大会で脚光を浴びたモドリッチをはじめ、ペリシッチ、コバチッチと、今大会でも主力を務める選手も出場していた。しばらく対戦しない内に強くなっていた印象のクロアチアだが、セレソンがこれまで通りに勝ち星を重ねるか、注目したいところだ。
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そのクロアチア相手に一歩も引かずに1―1の互角の戦いを繰り広げ、延長戦からPK戦に持ち込んで大健闘した日本代表。だがPK戦ではシュート3本を止められて敗れた。これに対し、ブラジルのサッカーファンからは手厳しい意見が目立ち、「今大会でせっかく健闘したのに」「4年後はPKの練習をしてこい」「ボールを少し上に上げるだけでいいんだ」などの意見が目立っていた。ベスト8への壁を破るためには必要だろう。
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ベスト16戦終了から準々決勝開始までの7日と8日、W杯は休み。その間のサンパウロ市の天気を見ると、7日は引き続き雨のようだが、8日から週末に向けてはようやく晴れて暖かくなるようだ。9日にはサンパウロ市の新しい観光の目玉になりそうな大観覧車「ロダ・リコ」も操業開始。長い行列が予想されるが、試しても良いかも。