サッカーW杯の準々決勝までの休憩日の7日、ペルーでカスティジョ大統領による議会閉鎖未遂と、大統領の罷免と逮捕という衝撃の政治動乱が起こった。奇しくも、ペルーはオーストラリアとの大陸間プレーオフに敗れてW杯に出場できなかったが、もし、W杯に出場している最中に今回のような事件が起きたら、選手たちはどんな気持ちになったのだろうか。今大会開催中、ブラジルではセレソンの試合の日にボルソナロ大統領支持派による軍施設前での軍事介入を求めるデモが行われているものの、それ以上のことは起こっていない。選手たちのためにも最後まで平穏無事を祈りたいところだ。
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9日、サンパウロ市西部のピニェイロス川沿いに大観覧車「ロダ・リコ」が操業を開始し、話題となった。同川沿いは今後、レジャーや観光施設を充実させる予定で、フォーリャ紙の報道によると、南部サントアマーロ付近では2025年操業を目指して大型プール・リゾートを建設予定だとか。大型ホテルとして知られた「ホテル・トランスアメリカ」の跡地を利用し、「架空の海岸」を意識した造りになるのだとか。
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年末年始はバスや電車の料金調整の有無が気になる時期だが、一部報道によると、タルシジオ・デ・フレイタス次期サンパウロ州知事は現在その件で複数の市長と交渉中で、今回は値上げを行わない方針だとか。サンパウロ市の場合は地下鉄、CPTM、バス料金は2020年以降、4・40レアルのままだがどうなるか。