おしゃべりパパガイオ

 ブラジルのサッカーの名選手だったカカーとロナウドの発言とその後のやりとりが思わぬ形で注目された。きっかけはカカーが8日、英語でのインタビューで、「ブラジル人は名選手への敬意が足らない」と言おうとして、「ロナウドは他の国なら偉大な選手として尊敬されているのに、ブラジルではその辺を歩いているただのゴルド(デブ)のように扱う」と発言。「その発言はかえって失礼なのでは」との反応も起きたが、ロナウド自身は12日、カカーの発言に対して、「彼の英語はあまり良くないね」とコメント。怒った素振りもなく、ユーモア交じりにチクリと返した形となった。
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 カトリックのモンシニョール(教会に多大な貢献をし、教会統治に貴重な役割を果たす教区司祭)ジョナス・アビブ神父(85)が12日、サンパウロ州カショエイラ・パウリスタの自宅で亡くなった。昨年は多発性骨髄腫の化学治療を受けるなど、体調を崩していた。1978年にカトリック教会内に「カンソン・ノヴァ」を設立。ラジオやTV、インターネットを積極利用して布教に努め、2007年に法王ベネディクト16世からモンシニョールに任命された。
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 13日のサンパウロ市は早朝から強い雨が降ったせいで地下鉄4号線の電気系統で故障が発生。約2時間、運行が止まり、各駅が人でごった返した。先週、先々週はCPTMの11、12号線、8号線など古い路線で問題が発生していたが、最新鋭のはずの4号線でも電気系統の故障が繰り返されている。

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