おしゃべりパパガイオ

 サッカーW杯の決勝戦はアルゼンチン対フランスに決まった。2010年代のサッカー界をクリスチアーノ・ロナウドと共に牽引してきたメッシのW杯での集大成になるか。それとも20年代最高選手との呼び声高いエムバペが時代を築き上げていくか。そうした視点からも熱い注目が注がれている。ブラジルはやはり南米贔屓のようで、ここ数日でアルゼンチン代表の淡いブルーのユニフォームの売れ行きが急上昇中だとか。アルゼンチンが優勝すれば、2002年のブラジル代表以来、20年ぶりの南米勢の優勝、フランスが優勝すれば2連覇となる。勝利の女神はどちらに微笑む?
    ◎
 今回のW杯で一躍脚光を浴びたリシャルリソンが背中に大きなタトゥーを彫って話題となっている。「次のセレソンのエース」の自覚を自身に言い聞かせるように、彼は自分の顔をロナウドとネイマールと並べて刻ませたが、ネイマールの顔が「あまり似ていない」との反応が大きく、タトゥーに似ている別の有名人の名を挙げて茶化されている。本人の意気込みは感じるが、もっと完成度が高い方が良かったか。
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 よく「国民がW杯に夢中になっている期間中は裏で危険なことが起こる」などと言われるが、12日のブラジリアでの暴動などもその一例かもしれない。14日にモラエス最高裁判事が下した反民主主義勢力に対する一斉大捜査は、そんな動きを牽制するための公権力行使とも言える。大統領就任式までの無事を望みたいところ。

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