おしゃべりパパガイオ

 この春の雨は南部、南東部、北東部の大西洋沿いの州に大きな被害をもたらしており、20日もミナス・ジェライス州やサンタカタリーナ州で水害が起きた。サンパウロ市はそこまで激しく降っていないが、最高気温が25度に届かず、肌寒ささえ覚えているのに、21日からは暦の上の夏を迎える。冬と春の気温が低めだったことを考えるとにわかには信じ難いが、予報だと、2月に南大西洋高気圧が接近するため、南東部ではこの夏は平年より暑くなるとか。降水量に関しては、聖州は平均よりやや上というから、貯水量的には悪くないかも。はたして夏らしい天気になるか?
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 連邦検察庁が最高裁に対し、カルラ・ザンベッリ下議の銃の所持を停止し、銃や弾丸を押収するよう求め、ジウマール・メンデス判事がこれに応じた。これは大統領・知事選の決選投票前日の10月29日に、彼女が銃を構え、野次を飛ばした黒人男性を追い回した件についてのものだ。ザンベッリ氏はこの件で逮捕もありえた上、その後も軍事介入を求める言動なども続けており、「銃の所持禁止だけで良いのか」の声も少なくない。同氏の騒動、いつ収まる?
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 サッカーW杯で優勝したアルゼンチン代表は20日未明に無事帰国。同日午前中はブエノスアイレス名物のオベリスク周辺でパレードを行い、大群衆と共に優勝を祝った。連日の報道を見ていると、アルゼンチン国民は本当に嬉しそう。4年後は隣国にあやかって、ブラジルも祝杯を挙げたいところだ。

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