さて、今号27日付をもって本年の通常号はお終い。28日頃に配達される新年特別号の後は、23年1月3日号となる。本紙は読者や関係者の皆さんのおかげで、なんとか無事に1年を終えることができた。
昨年、ニッケイ新聞が終刊を迎えると知った時、目の前が真っ暗になり、「いよいよ来たか」と覚悟をした。不思議な縁により形を変えて再出発することになり、1年が経ち、感無量の想いがしている。
新しい新聞はまだよちよち歩きで足元がおぼつかないが、新年中にはしっかりと自立した体制にと願っている。日伯の懸け橋となるメディアとして、日本移民150周年を見据えた活動ができる存在にならなければ――との思いを新たにした。
読者の皆さん、心温まる年末と実りある新年をお迎えください。(深)