デイリーアーカイブ 1月 6, 2023

《特別寄稿》新渡戸稲造『武士道』から=日本文化の精神性を学ぶ=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子

 先回、3年ぶりの一時帰国で日本文化に深い感銘を受けたことを投稿した。それは単に郷愁に駆られて、日本文化が一番優れていると礼賛するものではない。しかし、全国的にいずれの場所を訪れても、そのたたずまいの清潔さ、人々の礼儀正しさ、親切さ...

【5日の市況】米国とは逆にイボベスパ指数は2.19%上昇、ドルは1.85%下落し5.35レアルに

 新政権が発信する修正シグナルは、2回にわたる下落の後、財政問題拡大の懸念を静めた。Ibovespaは今週木曜日(5日)、107,641ポイントで2.19%上昇し、今年最初の2取引セッションで約5%下落した後、2セッション目の大幅上昇で取引...

ダニエラ観光相に民兵組織関与疑惑=ミリシアの大物ジュラが選挙応援=ウニオンとの連立に危機

 ルーラ政権に入閣したウニオン・ブラジルの閣僚がリオのミリシア(民兵組織)との強い関係を指摘され、問題となっている。3〜5日付現地紙、サイトが報じている。  ミリシアとの関与を指摘されているのは観光相に就任したダニエラ・カルネイロ...

県連代表者会議=日本語学習、青年参加の必要性訴え=非日系対象の研修制度創設も

 ブラジル日本都道府県県人会連合会(県連、市川利雄会長)は昨年12月15日、12月度代表者会議をサンパウロ市の三重県人会会館にて、コロナ禍後初の対面式で行った。会議では10月17~27日に訪日した市川会長が、日伯国会議員連盟で行った...

「サッカーの王様」ペレの生涯=第4回=キャリア頂点の70年W杯=現役晩年は日米にサッカー普及

 連載第4回目は、ペレのキャリアの頂点となった1970年のW杯から、1977年の現役引退までを扱う。  1970年、29歳で迎えたW杯メキシコ大会はペレのキャリアの頂点となった。1958、62年はガリンシャ、ジジ、ザガロ、ジャウマ...

ブラジル野球・ソフトボール連盟=ベテラン野球大会を初開催=S・パルナイバ市で14日

 ブラジル野球・ソフトボール連盟(CBBS、田口シルヴィオ会長)は14~15日、サンパウロ州サンタナ・デ・パルナイバ市のアニャンゲーラ日系クラブの野球場(Estr. dos Romeiros, 1001, Chácara das G...

マリーナが環境相に就任=国家気候変動局を即時再設

 【既報関連】連邦警察による安全確認を受け、大統領府(プラナルト宮殿)が予定より早く稼働し始め、4日にはマリーナ・シルヴァ環境相の就任式も開催されたと4~5日付現地紙、サイトが報じた。  マリーナ氏の環境相就任式はブラジル銀行文化...

《記者コラム》ペレの記録映像の多さに感謝

 ペレが亡くなった。コラム子は現在、ブラジル社会面で5回にわたる連載を書かせていただいている。執筆中は「サッカーの王様」と呼ばれた彼の凄さを思い知らされてばかりだ。  コラム子が生まれたのはペレが3度目のW杯を制したとき。サッカー...

ペトロブラス株が回復=「政府介入」否定発言で

 【既報関連】第3期ルーラ政権が8公社を民営化の対象から外した事などで、ペトロブラス株は2~3日に10%下落し、株式市場(ボベスパ)指数を計5%押し下げたが、ペトロブラス総裁に指名されたジェアン・パウル・プラテス上議が4日に燃料価格への政府...

連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第107話

・九月十八日 宮崎県議会議長の米良さんが宮崎県人会も〈新会館を建設せよ、母県も大いに協力する〉との発言に県人会役員は本気でその準備に入る。 ・九月三十日 血液と尿の検査、美佐子は異状なし。私はコレステロール二二七で少し高め。 ・十月三日...

モラエス判事、ジャーナリストのSNS凍結=過激な大統領派で有名な3人

 アレッシャンドレ・デ・モラエス最高裁判事は4日、ボルソナロ前大統領派のジャーナリスト3人に対し、SNSのアカウント凍結やパスポートの無効処分を言い渡した。4、5日付現地紙、サイトが報じている。  アカウント凍結処分を受けたのは、ロドリゴ...

おしゃべりパパガイオ

 昨年末から米国とブラジルで物議を醸していたブラジル系米国人ジョージ・サントス氏が3日に米国下議に就任した。同氏は昨年11月の下議選に当選し、「共和党初の同性愛者下議」として話題となった。だが、12月の下旬に同氏が主張していた一流大学やゴー...