デイリーアーカイブ 6月 22, 2023

文協、ブラジル全日系連絡網構築へ=「Bunkyo NET」を再稼働

 サンパウロ日本文化福祉協会(文協)は5月31日、「第682回文協理事及び地方理事会」を聖市の同協会ビルにて開催した。文協理事、アマゾナス、南麻、南大河州などブラジル各地の地方理事ら約50人が集い、石川レナト会長の掲げる活動方針「地...

ブラジリア=作文コンクール授賞式18日に=横山真理恵さんに栄えある大使賞

 ブラジリア日本語普及会(矢田正江理事長)は18日午前10時半、首都ブラジリアの日本語モデル校講堂で「日本ブラジル移住115周年記念作文コンクール授賞式」を開催した。  コンクールは日本語普及協会の会員校学習者を対象に「私と日本語...

小説=流氓=薄倖移民の痛恨歌=矢嶋健介 著=17

 深さ十五メートルの井戸は、綱で巻き取り式になっており、つるべは石油の空き缶がついている。缶に水が入ると、把手を廻し綱を巻き取り棒に絡ませて引き上げるのである。水は新鮮で、生き物のように揺れながら上がってくる。それを二つのバケツに移し、一つ...

【21日の市況】Selic維持でIbovespa0.67%上昇、2022年4月以来の120千ポイント超え、投資銀行がペトロブラス株を奨励してハイライトに

 Ibovespaは水曜日(21)、金融政策委員会(Copom)がSelic維持を発表したすぐ後に、120,420ポイントとなり0.67%上昇した。同指数の終値が120,000ポイント台を上回ったのは、2022年4月以来となる。  ペトロ...

《記者コラム》ブンバの丘の惨事から13年=進まない天災、人災の補償

 21日朝、いつものようにあちこちのサイトの記事を見ていると、「ブンバの丘の惨事:13年後も人々は危険地域に住み、家が与えられるのを待っている」という見出しが目に飛び込んできた。  この記事は、20日放映のグローボ局の番組が扱った...

議会調査委員会=道路警察長官が容疑否定=投票でルーラ支持者妨害?=前大統領と「仕事上の関係」

 20日、連邦議会で両院合同議会調査委員会(CPMI)が開かれ、連邦道路警察(PRF)元長官のシルヴィネイ・ヴァスケス氏が召喚された。同氏は在職中から投げかけられていた、大統領選決選投票日のルーラ支持者への投票妨害行為疑惑を否定した...

ルーラ、フランシスコ法王と面会=欧州訪問でイタリア大統領らとも会談

 欧州を訪問中のルーラ大統領は21日、イタリアで同国大統領や首相、フランシスコ法王と面会・会談を行った。同日付G1サイトなど(1)(2)(3)(4)(5)が報じている。  ルーラ氏は左派系の元首相マッシモ・ダレマ氏やイタリア民主党...

持ち家政策=暫定令承認で登録開始=大衆住宅200万軒建設へ

 連邦政府の持ち家政策「ミーニャ・カーザ、ミーニャ・ヴィダ(MCMV)」関連の暫定令(MP)を議会が承認したことで、連邦政府が新プロジェクトの登録を認めた。政府は新たな建設契約を結ぶ意向で、対象家屋の価格なども引き上げたと16、17...

セレソン、セネガルに大敗喫す=3失点以上の敗戦9年ぶり

 20日、サッカーのブラジル代表(セレソン)はポルトガルのリスボンでセネガルと対戦。世界的ストライカーのサジオ・マネに2点を決められるなど、2―4で完敗した。20日付グローボエスポルテ(1)などが報じている。  セレソンは前半11分、ヴィ...

パラナ州学校襲撃事件=犯人が監獄の中で死亡=自殺との説も浮上中

 【既報関連】19日にパラナ州カンベーの州立校を襲撃し、生徒2人を殺害した犯人(名前非公表)が20日夜、ロンドリーナの拘置所で死亡していたことが判明した。21日付G1サイトなど(1)(2)が報じている。  犯人は19日午前9時30分頃、カ...

全国法務審議会=SC州の女性判事を調査=11歳少女の中絶反対で

 全国法務審議会(CNJ)は20日、昨年5月に当時11歳の少女に対して妊娠中絶の許可を出さなかったサンタタリーナ州の女性判事の調査を開始することを決めた。21日付フォーリャ紙(1)が報じている。  CNJとサンタカタリーナ地裁の監察局が昨...

アフガン難民増で対応後手=空港で寝泊まり200人超

 難民の日の20日、外務省が、今年は6月14日までにアフガニスタン難民への人道主義的ビザ1万1576件の発給が承認され、9003件は申請者に公布済みと発表したと同日付アジェンシア・ブラジル(1)(2)が報じた。  国連...

【ブラジル日本移民115周年記念特集】多様性こそがこの国の発展の推進力=日伯文化連盟会長 吉田エドアルド

 今年ブラジルではブラジル日本移民115周年の祝いの年です。当日伯文化連盟(アリアンサ)はそのことにつき、次のように思いを馳せます。  ブラジルを新たな故郷として選んだ先人たちが数々の困難を乗り越え、積み重ねてきた成果を振り返ると...