デイリーアーカイブ 12月 14, 2023

【13日の市況】Selic 11.75%へ 米国の金利が2024年までに75ベーシスポイントまで低下する可能性を示唆したFRBの言葉の後、Ibovespaは2.42%上昇

 日中、小幅な下落と上昇を交互に繰り返していたイボベスパ指数は、米国とブラジルの中央銀行の決定を受け、スーパー・ウェンズデーと呼ばれる水曜日(13日)に2.42%上昇し、129,465ポイントとなった。  2023年の大半を年13.75%...

在住者レポート アルゼンチンは今=ミレイ大統領に日系社会からも期待の声=副大統領は日本語で挨拶のサプライズ 相川知子

「心からこの政府の成功を祈ります」  「この大きく、何につけても恵まれている国のふつつかな政治のため、長年国の人を困らせ、とうとうどん底まで落としました。この新大統領は今までのしきたりの党でないところから出てきたので、とても希望を感じます...

JICA協力隊員リレーエッセイ=ブラジル各地から日系社会を伝える(3)=ブラジルの子供たちに日本文化を伝える意味 サンパウロ市 春田かほる

 この原稿を書き始めた10月10日は沖縄大空襲があった日でもあります。多くの方が犠牲者となった沖縄大空襲(1944年10月10日)から長い年月がたちました。  私は、サンパウロ市東部にあるブラジリア学園に派遣されています。この学園...

《記者コラム》岩塩採掘場崩落問題=困難な政治上の対立克服=遅れる被災者への対応

 12日夜、同日付アジェンシア・ブラジル(1)で、「マセイオーでの問題解決のために政治家が対立を捨てることに同意」という見出しの記事を見つけ、期待を膨らませた。  記事の内容は、アラゴアス州の州都マセイオーで起きたブラスケン社の岩...

援協臨時評議員会=HJSC問題で白熱した議論=巨額融資問題なし、定款改正で決着へ

 サンパウロ日伯援護協会(援協、税田パウロ清七会長)は12月4日、本部会議室で臨時評議員会を開催した。同会はサンタクルス日本病院(HJSC)への巨額融資問題に対する白熱した質疑応答が約2時間に渡って行われ、援協の定款改正が行われるこ...

男女デュオ「くるみの樹」=大阪拠点に昨年から活動再開

 【大阪発・松本浩治記者】コロナ禍も収まりつつある中、約5年ぶりに一時帰国できた去る10月10日、大阪市内の老舗喫茶店「マヅラ」(北区梅田1-3-1)で毎月1回ライブ活動を行っている男女デュオ「くるみの樹」の国谷幸生(くにたに・ゆき...

JICAボランティア4人着任=デジタル技術専門家ら

 JICAブラジル事務所(江口雅之所長)は11月23日、日系社会海外ボランティア着任式をサンパウロ市の同事務所にて行った。着任式には新任ボランティア4人と派遣先関係者が出席。新任ボランティアらが活動に対する意気込みなどを述べた。 ...

JICA海外移住資料館=大野新館長らがブラジル視察=日系社会とのネットワークを強化

 日系社会視察及び日系社会ネットワーク強化の為、大野裕枝JICA横浜センター所長兼海外移住資料館館長、大塚未希同センター総務課兼海外移住資料館担当、照井絵里奈JICA横浜研修業務課日系社会研修担当が11月19日~26日、ブラジル訪問...

COP28=化石燃料問題繰り越し=25年はアマゾンで開催

 ドバイで開催されていた国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)は会期を1日延長した13日、化石燃料からの脱却などを進めるとする文書採択で閉幕した。  2025年のCOP30開催国のブラジルは今会議に、大統領や閣僚、連...

アルゼンチン=抜本的な経済改革発表=ペソ切り下げに公共事業中止=IMFからは高い評価

 アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領が12日、ペソの大幅な切り下げや公共事業の停止などの抜本的な改革を発表した。これは国際通貨基金(IMF)から好意的に評価されている。同日付フォーリャ紙(1)やブラジル247(2)などが報じている...

サンパウロ州知事がルーラに感謝=野党勢力にも公共投資で

 タルシジオ・デ・フレイタス・サンパウロ州知事(共和者・RP)は12日、大統領府で行われたイベントでルーラ大統領(労働者党・PT)に感謝の意を表し、各州への公的銀行による融資と経済活性化計画(PAC)を称賛した。本来は野党側で敵対勢...

サンパウロ市市長選=マルタがボウロスの副候補?=すでにルーラが打診とも

 来年のサンパウロ市市長選のギリェルメ・ボウロス下議(社会主義自由党・PSOL)の副候補として、マルタ・スプリシー元市長の名前が浮上している。13日付G1サイト(1)などが報じている。  これはワッツアップ内のグループで、PTの支持者たち...

サンパウロ市=クラコランジアで常用者増加=上半期との比較で43%増

 サンパウロ市セントロ地区にある麻薬常用者の巣窟、クラコランジアに出入りする常用者が下半期に43%増えていたことがわかった。13日付フォーリャ紙(1)が報じている。  これはサンパウロ市の都市治安局の報告で明らかになった。同局はクラコラン...

フィットネスの大物に捜査=麻薬成分の横流し疑惑で

 12日、連邦警察が麻薬(コカインとクラック)の原料を横流しした嫌疑での捜査を行い、フィットネス界の大物インフルエンサー、レナト・カリアーニ氏の企業が捜査対象となった。同日付G1サイト(1)、イスト・エ(2)、UOLサイト(3)などが報じて...

G20テーマ別会議会場を発表=5地域13市で開催

 連邦政府が5日、G20のテーマ別会議の会場として5地域13市を指定したと発表したと同日付G1サイトなど(1)(2)が報じた。ブラジルは12月1日から、G20の議長国を務めている。  議長国の任期は1年間で、ブラジルはこの期間中、...

有機産物の販売が増加=気候変動阻止にも不可欠

 リオ・グランデ・ド・スル連邦大学(UFRGS)とパラナ連邦工科大学(UTFPR)の科学者が行った調査によると、国内の有機栽培に関するデータ収集には欠陥があるが、農薬や化学肥料などの化学物質を使わず、自然の力を生かして生産される農産...

ビル屋上にゴルフ練習場=サンパウロ市ファリア・リマに2号店

 サンパウロ市南部にある南米有数のビジネス街ファリア・リマ地区のビル屋上に、ゴルフ練習場が建設中だ。オープンは来年1月31日だと8日付ヴェージャ(1)が報じている。  ブラジルのゴルフ代表のフィジカルトレーナーであるアランチス姉妹...

ネイマールがサントスFC買収?!=2部降格の古巣チーム再建か

 ペレ、カズ、ネイマールなど数々の名選手が活躍したサッカークラブのサントスにとって、2023年は悲劇の年だった。栄光の歴史を持つ同クラブは、史上初めての全国選手権大会2部リーグ降格となった。財政危機にも直面しており、この極めて深刻な...