ルーラ大統領のジャンジャ夫人は5日、大統領官邸を訪れたグローボ局の取材陣に、官邸の現状に関する不平を漏らした。同夫人は割れたままになったガラス窓や引きちぎられたソファ、薄汚れた天井や床などを指しただけでなく、「本来あるべきものがなくなっている」と 指摘。前任者が原因なのか、その前なのかは定かではないが、ボルソナロ大統領一家の転居に関するマナー違反を主張し、改装を行うことを示唆した。ボルソナロ前大統領はルーラ大統領の就任式で慣例となっているたすきを渡すのを嫌って米国に渡航したくらいなので、官邸をきれいなまま渡す気はなかったのかもしれないが、引っ越しの最低限のマナーはあるのでは。
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今年の国の休日は9日あり、うち、金曜、もしくは月曜も休みで3連休となるタイミングが4月7〜9日、4月21〜23日、4月29〜5月1日、12月23〜25日の4回ある。6月8日と9月7日、10月12日、11月2日は木曜なので金曜を休みにして4連休の人も出そう。今月25日はサンパウロ市誕生日だし、7月の護憲革命記念日、11月の黒人の意識高揚の日などの任意休日もあり、新祝日の法案も検討中で、楽しみは多そう。
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5日午後、ポルトガルでブラジル人サーファー、マルシオ・フレイレ(47)が大波に飲まれて死亡する事故が起きた。マルシオはこの時、競技や練習をしていたわけではなく、趣味でサーフィンを行っていたという。事故現場となったナザレー海岸は、世界最大級の波が起こる場所として知られている。