おしゃべりパパガイオ

 9日未明から腹部の痛みで入院し、検査などを受けていたボルソナロ前大統領が10日夜、フロリダ州オーランドの病院から退院した。滞在先は入院先から約35キロ先のキシミー市にある、元MMAファイターのジョゼ・アルド(36)の別荘だ。同氏はマナウス出身で31勝8敗の成績を挙げた後、昨年8月に引退。現在はリオ在住で、ボルソナロ氏と親交があり、別荘を提供した。ボルソナロ氏は今回の入院は18年の刺傷事件の影響とし、帰国予定を早めて治療を継続する意向も表明していたが、病院側は検査結果などを明らかにしていない。
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 8日のブラジリアでのテロ行為に参加したサンパウロ州サントス市在住の男性による、旅行社でチャーターしたバスの料金は1万7千レアルかかり、自分は行けないが資金援助はするという企業家に支援要請をしたと語るビデオがSNSで話題となっている。バスを提供した会社の社長は地元メディアの取材に応じ、割引その他の資金援助はしておらず、バス代は契約者が払ったと返答。同社のバスをチャーターしようとした人は他にもいたが、もっと安いところと契約したと語っている。
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 ルーラ大統領が1日に出した大統領令や暫定令の中には前大統領が出した100年間に及ぶ守秘義務解除が含まれており、ミシェレ・ボルソナロ氏を訪ねた人のリストも公開された。最多訪問者は教育省障がい者支援局元局長で、彼女が通っていた教会の牧師や美容師が続くという。

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