池坊ブラジル支部は13日午後7時、サンパウロ市リベルダーデ区のニッケイパラセホテルのメザニノにて新年初生け式を行う。初生け式はコロナ禍中は中止されており、3年ぶりの開催となる。式には一般参加も可能。入場無料。初生けのテーマは卯年にちなんだ「飛躍」。
案内のため河村徳子支部長、河村リーナさん、高安節子さんが編集部を訪れた。河村支部長は、今年が同支部創設55周年の節目の年であること、生け花における伝統的な技法は日伯で変わりはないが、扱う花にその国の独自性が表れること、技法の進化も年々進んでいることなどを語り、「年代性別を問わず、色々な方に生け花を楽しみに来てほしい」と初生け式への来場を呼び掛けた。
生け花作品は、14、15日午前10時から午後8時まで。