県連ふるさと巡り、参加者募集=マット・グロッソ・ド・スール州の日系団体、名所を訪ねて

世界遺産「グアラニーのイエズス会伝道所群」の一つ「サンミゲル・ダス・ミソンイス遺跡」。グアラニー族を教化し、奴隷商人から保護するため、1735年ころに建設された。(wikimediacommons)

 ブラジル日本都道府県人会連合会(市川利雄会長)は、3月中旬にマット・グロッソ・ド・スール州の日系団体と観光地を巡る「第53回移民のふるさと巡り」を実施するにあたり、参加者の募集を行っている。
 旅行期間が15~22日のコースと、16~20日のコースの2つが用意されている。
 15日~22日のコースでは、サンパウロ市リベルダーデ駅に朝8時30分に集合し、ヴィラコッポス空港からサンタカタリーナ州シャペコ空港へ。アメチスタ・ド・スール市のホテルに宿泊し、同市とサンミゲル・ダス・ミッションス市を観光する。イジュイ市やサンタマリア市、ポルト・アレグレ市、イボチ市を訪れ、現地日本人会と交流、カシアス・ド・スール市のサンペレグリノ教会、ノヴァ・ペトロポリス、グラマード・カネラ観光、ベント・ゴンサウヴェス市のアウローラワイン工場見学なども行う予定だ。22日17時グアルーリョス空港解散予定。
 16~20日のコースでは、グアルーリョス空港に昼13時に集合し、サントアンジェロ空港へ。サンミゲル・ダス・ミッションス市の観光や同地イエズス会とグアラニー族の歴史学習などを行う。イジュイ市、サンタマリア市、ポルト・アレグレ市、イボチ市を訪れ、観光と同地日本人会との交流も行う。20日21時コンゴーニャス空港解散予定。
 市川会長は、「ふるさと巡りは、ただ観光するだけでなく日系移民の歴史に触れることができるツアーです。これを機会に今一度、日系社会はサンパウロだけでなくブラジルの色々な所に広がっていることを自分の目で再確認しませんか?」と呼びかけている。
 参加費は参加コースと宿泊部屋の希望によって変化するが、15日~22日コース一人部屋で6430レアル、16~20日コース二人部屋で4830レなどとなっている。別途、航空税などがかかる。
 同ツアーに関する質問や申込みはグローバルツーリズモの矢野さん(直通電話11・3271・3189、住所Rua dos Estudantes, 15, conj. 63, Liberdade)まで。

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