駐在員夫妻がひったくり被害=領事館が注意呼びかけ

 在サンパウロ日本国総領事館の安全情報によると、去る12月29日午後8時15分頃、サンパウロ市パライゾ地区オズワルド・クルス広場のキオスク前で駐在員夫妻がひったくりの被害に遭った。
 被害者は同地区にあるショッピング・パウリスタからの帰宅途中に前述地点を徒歩で通行中、近くのベンチ付近にいた3、4人組の賊(16歳くらいの少年ら)に所持していたバッグをひったくられた。賊はバッグを奪った後、カーザ・ダス・ローザス方面へ走って逃走した。当時、現場は周囲の店が閉まっており、雨が降っていたこともあり、人通りや車通りも少ない状況だったという。
 被害者に人的被害はなし。
 被害品は、バッグ、スマートフォン、財布(在留カード、キャッシュカード、クレジットカード、現金レアル、免許証など)、鍵。
 総領事館では、人通りの少ない場所や夜間の徒歩移動はできる限り避け、移動する必要がある場合は車両を利用すること。外出する際の荷物は必要最小限に留め、貴重品は極力持ち歩かないか、携行する場合は分散するなど注意を呼びかけている。

最新記事