連邦検察庁は25日、大統領選決選投票の前日に銃を携行した件でカルラ・ザンベッリ下議(自由党・PL)を告発した。最高裁のジウマール・メンデス判事がこれを受理すれば被告となる。ザンベッリ氏は投票前日に銃を携行したのみならず、その銃で黒人男性を威嚇。ボルソナロ前大統領が落選の最大要因として激怒していた。同下議の場合、大統領選後の軍事介入を求めるなど、銃の件に限らず、問題が山積している。下議再選を果たしており、2月からは新任期が始まるが、すでに罷免を求める声も大きい。PL内での孤立も伝えられているが、果たして?
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人気歌手セウ・ジョルジェが24日、サンパウロ市の登記所で22日に誕生したばかりの息子の出生届を出したが、名前のせいで登録を拒否された。彼がつけようとしていた「サンバ」という名前は、サンパウロ州戸籍データベースには1件の登録もないために「一般的ではない」との理由で拒否された。1973年12月に制定された法律「その所持者を嘲笑にさらすおそれのある名前を登録してはならない」に従ったと登記所は主張している。「サンバくん」という名前が認められるか否かは裁判所が判断することになる。
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25日、サッカーのサンパウロ・ジュニア杯(コッピーニャ)の決勝戦が行われ、パルメイラスがアメリカMGを2―1で下し、2年連続で同杯での優勝を飾った。最優秀選手には5得点、5アシストを決めたパルメイラスのケヴィンが選ばれた。20歳のケヴィンには一軍昇格後の活躍も期待されている。