二〇〇九年度のブラジル、日本、世界の主な出来事
昨年の暮れに心配した二〇〇九年度の展望は、世界経済がかなり悪化して暗い予想であったが、ヨーロッパでギリシャの経済悪化がヨーロッパ全体の足を引っ張り、それがアメリカにも影響を与えている様だけど、それでも思った程の不景気ではなさそうだ。その反面アジアの景気は、ヨーロッパやアメリカの影響を余り感じないようで中国は本年も一〇%前後の成長率とか。その他のアジア諸国も軒並みの高成長である。日本もそのお陰で何とか三%位の成長になるだろう。日本と言えば、昨年十一月に誕生した麻生政権も今年始めにつぶれて、新しく民主党の鳩山政権に替わった。それも段々と人気が落ちて、何か求心力が足りない。沖縄の普天間基地移設問題がなかなか決まらない。ブラジルは二〇一四年の世界サッカー大会と二〇一六年のリオ・オリンピック大会に向けてかなり動きが出て来た。
二〇一○年(平成二十二年) 寅年 慧七十六才、美佐子七十二才
・一月一日(金)○○会と干支に合わせた会は、いのししとかとらとか勇しい動物の名をつけて気勢を上げるけど、今年の年男、年女もトラ年で元気が良さそうだ。我妻、美佐子も七十二才の年女である。何とかこの一年を頑張ってほしい。今年の正月の年越しは、昨年四月十九日に引っ越して来た今里けいエジソンと恵美家族の豪華なアパート。ビラ・マリアーナ区セナ・マヅレイラ通りに面した十六階からの眺めのすばらしさに今里の家族達と私達は楽しい年越しであった。長女るり子達の家族は伯銀(Banco do Brasil)のサテリテ・イタニャエンの浜辺に遊び、長男悟の家族はサンタ・カタリーナ州のフロリアノポリスに十日まで休養である。