ヅットラ街道アララス山脈付近で通行止め=連日の雨で土砂崩れの可能性

 10日未明、サンパウロ市とリオ市をつなぐ国道116号線(ヅットラ街道)でがけ崩れが生じたため、アララス山脈付近で全面通行止めとなった。10日付現地サイトが報じている。
 ヅットラ街道を運営しているCCRリオSPによると、同地区では、このところ、連日のように続いた豪雨で土砂が高速道に落ちている箇所が見つかり、今後、大規模な土砂崩れに発展する危険性が懸念されたという。
 中でも、マール山脈の中のひとつ、アララス山脈では、その可能性が特に大きかったことから、10日未明に、リオ方面行き、サンパウロ市方面行きの車線を全て、通行止めとした。
 13時50分頃にはリオ方面行きが全面、サンパウロ市方面行きも1車線分は解除されたが、その後は大渋滞が発生している。
 そのため、サンパウロ市方面行きの人にはパラカンビ市からリオ/サントス道を経由してピライ市で下りる別ルートが勧められていた。
 サンパウロ州、リオ州では週末も雨の予報が出ており、土砂崩れが懸念される状況が続いている。

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