27日付カナルテッキサイト(1)は、近年、世界的なデジタル化の進展が人々の生活に大きな変化をもたらしている中で、ブラジルは今後5年間のeコマース(電子商取引)の年間売上高成長率が世界1位だと報じている。
ブラジル地理統計院(IBGE)の調査によると、約1億5500万人のブラジル人(10歳以上)が少なくとも1台のスマートフォンを所有しており、これは人口の84・4%に相当する。
世界中でデジタルサービスの利用者が急増していることから、オンライン・ディスカウント・プラットフォームを管理するCuponation社は、今後5年間でブラジルと世界で起こりうるeコマースの成長率について調査した。
国際的なデータベースであるStatistaによると、2023年から2027年までのブラジルでのeコマースの年間売上高成長率は、少なくとも14・63%だと想定されている。
そのため、今後5年間の成長率が最も高い国のランキングではブラジルが1位で、アルゼンチン(14・61%)、トルコ(14・33%)、インド(13・91%)、メキシコ(13・67%)などが続き、トップ5を形成している。