サンパウロ日伯援護協会(援協)傘下高齢者養護施設「イペランジアホーム」(Estrada do Tani, 751)は5日、サンパウロ州スザノ市の同施設で「第27回ダリア祭り」を開催した。快晴の下、約5千人が来場した。同施設のダリア園には南米最大規模約85種のダリアが植えられ、この時期には色とりどりの花を鮮やかに咲かせている。同祭は12日にも行われる。
会場ではダリア球根の販売や、うどんや魚の炭焼き、特製焼きそばなどの日本食も販売された。特設舞台では歌手の西村タケシ、中瀬リカルド、伊波デボラ、佐川ウンベルトらのショーが行われ、琉球國祭り太鼓や、アカデミア・コルプス・ライン、アカデミア・アラバマ・カントリー、ACAL舞踊、リズム体操らによる演技披露も行われた。
開会式には洲崎順援協第1副会長、園田昭憲第2副会長、市川利雄援協広報理事、石川レナトブラジル日本文化福祉協会会長、桑名良輔在サンパウロ総領事、ロドリゴ・アシウチスザノ市市長、高山アルトゥール市議、ヴァルミール・ピント副市長兼文化局長、イシ・ペドロ健康局長らが出席した。
開催2週目となる12日は、サンパウロ市リベルダーデ区から送迎バスが出る。予約や費用詳細は援協(電話11・3274・6518または11・96496・7712)まで。車で来場の場合は、駐車場が無料で利用可能。入場料は無料だが1キロの保存できる食品の寄付を呼び掛けている。