セレソン=W杯後の初戦は黒星=若手でモロッコを崩せず

 25日、モロッコで行われたサッカーの親善試合で、ブラジル代表はモロッコに1―2で敗れ、昨年のW杯以降で最初の試合を勝利で飾れなかった。25日付G1サイト(1)が報じている。
 今回のセレソンの招集はU20代表監督を務めるラモン・メネゼス監督代行が務めており、ネイマールやアリソン、リシャルリソン、ラフィーニャといった主力を欠く中、18歳のアンドレイ・サントスが先発するなど、大胆な若手起用が目立った。
 だが、W杯で4強入りしたメンバーとほぼ同じ選手が揃ったモロッコ代表は手強かった。セレソンがオフサイドでチャンスを逃した直後の前半27分、ペナルティ・エリア前でのカンヌスの意表をついたパスを受けたブファルがゴールを決め、モロッコが先制点をあげた。
 後半22分には、セレソンのキャプテン、カゼミロの相手守備陣の間隙を突くシュートが決まり、同点に追いついた。
 だが、後半34分にはゴール前の混戦をものにしたサビリがゴールを決め、モロッコが2点目。これで勝負が決まった。
 セレソンは攻撃の軸のヴィニシウス・ジュニオルがW杯で注目された相手ボランチ、アムラバットの強烈なタックルに苦しむという光景が繰り返されたため、センターフォワードで先発のロドリゴがアムラバットに食ってかかり、あわや乱闘という一幕も見られた。
 UOLサイトなどはこの試合に関し、セレソンのサイドバックの問題を指摘している。

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