ブラジル奈良県人会会長などを務めた梅崎嘉明さん(100歳、1世)が歌集『草に置く露』の発刊報告のため、3月20日に編集部を訪れた。同書は梅崎さんの99歳を記念して製作が開始され、先ごろ完成した。この21日に100歳を迎えたばかり。
梅崎さんは短歌を作り始めたきっかけについて「戦時中はすることが無かったので、20歳頃から始めました」と語り、100歳を迎えた心境については「あまり実感がわきません。普段は70、80歳の気持ちです」と冗談っぽく朗らかに答えた。健康の秘訣について聞くと「贅沢しないこと。暴飲暴食しないことですね」と語った。
歌集には2016年以降の作品が中心に掲載されている。
同書詳細や入手希望は梅崎さんの電話(11・5058・0178/メールyoshiakiumezaki@hmail.com)まで。