日本写真業界を代表する場所「フジフイルムスクエア」(東京都港区赤坂9丁目7番地3号東京ミッドタウン・ウェスト1F)で、ブラジル育ちのノブオ・ミケランジェロ・タカノさんの企画写真展「VOGUE Brasilに愛された日本人フォトグラファー」が6月16日から7月6日まで開催されることになった。
佐賀県生まれのタカノさんは13歳の時に両親に連れられて渡伯。当地で育って美術学校を卒業後、報道写真家を経て85年に日本人としては初めてファッション雑誌『VOGUE Brasil』のフォトグラファーに採用された。
1990年より東京を拠点にPARCO、富士フイルム、電通などの広告、人気雑誌『GQ』『PLAYBOY』『マリ・クレール』などの仕事を手掛けた。東京、パリ、ニューヨーク、サンパウロ市に事務所を設け、世界を股にかけて活躍している。
富士フイルム株式会社が主催、VOGUE Brasilが特別協力する本展では、デビュー当時から今日にいたる『VOGUE Brasil』や『GQ』など世界のファッション誌に掲載された作品から、富士フイルムなど企業の広告写真、写真雑誌に掲載された独自の世界観の作品など、主に銀塩フイルムで撮影した約100点を展示する。
タカノさんは「VOGUE Brasilをメインとしたファッション写真展は富士フィルムスクエア初の試み。1985年から今まで撮りためた写真を自らセレクトしました。ブラジルファッションを日本で紹介できるこの機会にぜひ若い年代の方々にも興味を持ってもらえたら嬉しいです」と語った。
【概要】企画写真展「VOGUE Brasilに愛された日本人フォトグラファー ノブオ・ミケランジェロ・タカノ ☆ アンソロジー」/6月16日(金)~7月6日(木)/10時から19時(最終日は14時まで)/会場=フジフイルム スクエア内富士フイルムフォトサロン 東京スペース1・2・3・ミニギャラリー/入館無料
【巡回展】富士フイルムフォトサロン大阪/11月24日(金)~12月6日(水)
詳細は同サイト(https://fujifilmsquare.jp/exhibition/230616_01.html)まで。