15日、サッカーのブラジル国内リーグで、「ブラジレイロン」の愛称でも知られる全国選手権が開幕した。15日付UOLサイト(1)などが報じている。
優勝候補筆頭のパルメイラスは15日、本拠地アリアンツ・パルケでの開幕戦でクイアバーと対峙。試合開始からわずか5分で、弱冠16歳の若さながらセンターフォワードで先発したエンドリックがドゥドゥからのクロスを押し込み、今期初ゴールを決めた。試合もパルメイラスが2―1でものにした。
ベロ・オリゾンテのミネイロン・スタジアムでのアトレチコ・ミネイロ対ヴァスコ・ダ・ガマ戦では、エンドリックと同様に高い期待がかけられている18歳の新人で、U20南米大会の得点王アンドレイ・サントスが試合開始4分に鮮やかなヘディング・シュートを決め、ヴァスコの1部復帰後、初勝利に貢献した。
16日のポルト・アレグレでのグレミオ対サントス戦では、ウルグアイ代表として4度W杯出場の同国のエース、ルイス・スアレスがブラジレイロンに初登場。期待されたゴールは出なかったが、グレミオの1―0での勝利に貢献している。
その他、サンパウロは15日に敵地リオでボタフォゴに1―2で敗れた。コリンチャンスは16日の本拠地イタケロンでの対クルゼイロ戦を2―1でものにして、開幕戦勝利を飾っている。