聖市地下鉄モエマ駅から徒歩7分、高級住宅街にあるミナス料理店「Restaurante Cultura de Minas」へ足を運んだ。
店主のエンリケ・フェルナンデスさん(51歳)はミナス・ジェライス州セラード・デ・ミネイロ出身。1989年に来聖し、イタリア、フランス、スペイン料理店での武者修行を経て、2018年に念願のミナス料理店第一号店をヴィラ・ダ・サウーデ区に開業した。現在は3店舗のオーナーだ。
おすすめは、「フロンテイラ・デ・ミナス」(2人前91レアル、3人前139レ)。石焼したコントラ・フィレの上にニンニク、ルッコラ、チーズ、3つの半熟卵が乗っている。フライドポテトとフェイジョン、油炒めご飯もセットだ。
エンリケさん曰く「フロンテイラ・デ・ミナスは俺のオリジナル。最近は他のミナス料理店でも出されるようになったんだ」と胸を張る。
実物のフロンテイラ・デ・ミナスは、分厚いコントラ・フィレの上に山盛りされたトッピングのインパクトに圧倒される。いざ食べてみると肉は柔らかく、ジューシー。食べ応え満点で「これは他の店も真似するだろうな」と納得。
他にもサラダ・ダ・セラ(2人前30レ)やベロ・オリゾンテ(2人前71レ、3人前108レ)、デザートのアンブロジア(12レ)が人気だという。
サラダ・ダ・セラはレタス、ルッコラ、いちご、パパイア、マンゴー、プルーン、チーズが彩豊かに盛られている。ルッコラのほろ苦さと、フルーツの甘み、マスタード、蜂蜜、レモンを混ぜた特性ソースの相性は抜群だ。
ベロ・オリゾンテは、七面鳥の揚げ物とトゥトゥ、油炒めご飯のセット。揚げ七面鳥は、一つ一つが大きく、味がしっかり浸み込んでおり、ご飯のおかずに最適。
アンブロジアは、牛乳にフィオ・デ・オヴォ(玉子素麺)とレモンピールを加えたデザート。濃い味の料理が続く中、ほんのりとした甘みが口内に広がる。
がっつりとした料理が食べたい時は是非足を運んでみてほしい。
店舗情報
【営業時間】
火~木曜日 11時から23時
金~日曜日 11時から0時まで
月曜 定休
【住所】Av. Macuco, 490 – Moema, São Paulo
【連絡先】(11)5055・5577