渡伯60周年記念の集い、21日に=1963年度移住者有志が企画

世話人の中沢さんと伊藤さん

 1963年度渡航有志(中沢宏一、伊藤幸吉世話人)が主催する「渡伯60周年記念の集い」が21日正午、サンパウロ市リベルダーデ区の旧ニッケイ新聞2階(R. da Glória, 332)で開催される。リベルダーデ駅から徒歩3分。
 案内のため3日に編集部を訪れた中沢さんは「同船者会を開催しても集まれる人が少なくなったので、同年渡伯の集いをすることになりました。今年は戦後移住70周年でもあります。これから5年後に行われる日本移民120周年は、一世移住者最後の節目となりそうです。そんなことなどをご相談したいと思います」と呼びかけている。
 伊藤さんも「ぜひご家族ずれで来てください」と語っている。63年度移住者は1230人いるが、現在残っている人は少ないという。渡伯60周年記念事業として、移住者自らの手記、思い出話、体験談、伝え残したいことなどを本人に綴ってもらい文集としてまとめたいと計画している。
 昼食代込み会費は50レアル。準備があるため参加には事前の申し込みが必要。参加する人は中沢さん(11・98141・6474)、伊藤さん(11・93244・7481)まで連絡を。

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