国際協力機構（ＪＩＣＡ）が、ブラジルで日本のポップカルチャーを普及する海外協力隊員３人を募集している。派遣時期は２０２４年７月以降で、期間は２年間。隊員はサンパウロ市を中心に、コスプレ衣装と漫画制作の指導を行う。応募締め切りは７月３日。
配属先はサンパウロ州サンパウロ市のブラジル日本文化福祉協会（文協）と同州マリリア市のマリリア日本語モデル校の予定。
コスプレ衣装の制作指導では、週に１～２度のコスプレ技術講座の開催、サンパウロ市近郊で開催される日本祭りなどのイベント参加とワークショップの実施などを行う。
漫画制作の指導でも、定期的な講座の実施、イベント参加とワークショップ実施などを行う。派遣先となるマリリア校では、校内で実施されてきた従来の漫画クラスに加え、地域の私立学校やイベントで漫画・日本文化講座を実施。漫画を通じて、日本文化や道徳などを教えてきた。派遣員はこの取り組みの支援も行う。
募集詳細はＪＩＣＡサイト(https://www.jica.go.jp/volunteer/index.html)から確認できる。職種はコスプレ衣装制作の指導は服飾、漫画制作の指導は美術となっている。
