セルジッペ州でハンバーガーチェーン「バーガーキング」の従業員が、勤務中にトイレに行くことを禁じられて失禁したと訴えたことで店側の運営体制が問題視されている。20日付UOLサイト(1)などが報じている。
ことの発端は、セルジッペ州アラカジュー市ジャルジンス区にあるショッピングセンター内のバーガーキングの従業員、ジョゼ・ヴィニシウスさんが18日、インスタグラムで「店が職場を離れることを認めないから失禁してしまった」として動画を拡散したことだった。
ヴィニシウスさんは職を失うことを恐れてトイレに行けなかったと語っている。ヴィニシウスさんには妻と生後3カ月になる子供がいる。
バーガーキング本社はこの件に遺憾の意を示し、この件に絡んだ店の関係者を停職にすることを示唆した。
このことに関しては労働検察もすでに捜査に乗り出している。この件が実証された場合、バーガーキングは少なくとも1万3600レアルの罰金を払わなくてはならなくなるという。