子供の名前で大歌手顕彰=ティナ・ターナーの兄はジョン・レノン?!

ティナ・ターナー氏とレジャネ氏(25日付G1サイトの記事の一部)
ティナ・ターナー氏とレジャネ氏(25日付G1サイトの記事の一部)

 「ロックの女王」として世界的に知られた米国人歌手ティナ・ターナーが24日に88歳で亡くなった。その直後、「ティナの兄はジョン・レノン」という首を傾げたくなるニュースが流れた。これはある音楽好きの母親が、大音楽家達を顕彰するため、子供達に音楽家の名前を付けているというもので、末っ子にはマドンナと名付ける予定もあったという。25日付G1サイト(1)が報じた。
 話題となった家族はリオ・グランデ・ド・ノルテ州の州都ナタルに住むレジャネ・フェレリラ・ダ・シルヴァ氏(55)と、その子供達だ。レジャネ氏は「ティナをテレビで見て、レコードも買ったわ。彼女の音楽が大好きだったから、顕彰の意味で娘にその名前をつけたけど、娘は自分の名前を気に入っていないの」という。
 大音楽家への顕彰は長男のジョン・レノン氏(現在は32)に始まり、長女がティナ・ターナー氏(26)、末っ子がマドンナと続くはずだったが、末っ子が生まれる前にレジャネ氏が福音派のクリスチャンとなったため、末っ子は聖書の中の名前であるレベカと名付けたという。
 ティナ氏が自分の名前を気に入っていないのは、子供の頃、名前の故に何かにつけて注目されて恥ずかしい思いをしたからという。子供の頃の経験故に自分の名前が気に入らないまま大きくなったというティナ氏は、インタビューには応じなかったものの、母親とのツーショットの写真の掲載を認めてくれたという。
 高齢者の介護をしているというレジャネ氏は、ティナ・ターナーの死を悼むと共に、ブラジルの「ロックの女王」ヒタ・リーの死を思い出して、「私達のアイドルが次々に亡くなっているのはとても悲しい」「ヒタ・リーの曲もよく聴いたわ」と語っている。

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