【既報関連】２２日にリオ市で遺体が発見された俳優ジェフ・マシャド（４４）に関し、第一容疑者が浮上。マシャドはその容疑者からドラマ出演の話を持ちかけられ、其の役を獲得するための支払いを求められていた疑惑が持たれている。２８日付Ｇ１サイト（１）（２）（３）などが報じている。
容疑者浮上との報道は２８日放送のグローボ局の報道番組「ファンタスチコ」で行われた。捜査に当たっている警察がブルーノ・ロドリゲス氏を、複数考えられる容疑者のうちの一人と断定していると報じた。
ロドリゲス容疑者はマシャドの幼い頃からの友人で、マシャドの家族は警察で、「新作ドラマ出演のために２万レアルの支払いを求められている」と話していたことや、少なくとも１万２千レアルを支払ったことなどを証言している。
その話を持ちかけた人物として浮上しているのがロドリゲス容疑者だ。同容疑者は、マシャドが生前最後に記録した映像で、彼の自宅で共にいる姿が残っている。また、木箱に入れられ、地中に埋められたマシャドの遺体が発見されたのも、同容疑者が昨年末に借りた家の敷地内だった。
ロドリゲス容疑者は２０１８年までグローボ局で勤務していたが、解雇されている。
マシャドの母親は、失踪後も携帯電話を通してメッセージが送られて来ていたが、電話はかかって来なかった上、メッセージの内容や書き方も本人のものとは異なっており、何かあったと感じていたという。
