1日、サンパウロ州内陸部で、校庭の遊具で遊んでいた7歳の少年が転落し、首を骨折して死亡する事故が発生した。2日付UOLサイト(1)が報じている。
事故が発生したのはカポン・ボニート市にある市立ジョルナリスタ・ジョゼ・カルロス・タラリコ校で、校庭の遊具で遊んでいたアンドレ・ジュリアーノ君が、バランスを崩して地面に転落した。
事故発生の通報で救急隊が駆けつけたが、アンドレ君が落下した際、首を骨折したと見られ、救急隊が到着した時には既に息絶えていたという。
警察は現在、事故が起きたのが休み時間中だったか、それとも、教師などが付き添って行っていた活動中の事故だったのか、などについて調べている。
同校にある遊具は小さな滑り台四つと、斜めにかけられた小さなネットがついた屋根付きのもの2台だった。
この事故を受け、同校では2日の授業を中止。同市市長は2日に会見を開き、哀悼の意を表すと共に、遊具の保守作業などは基準通りに行われていたと説明。5日は同市教育局の指導に従い、カウンセラーを派遣し、教職員や生徒とその家族に対するケアを行う予定だとも述べた。