サッカーU20W杯=ブラジルは準々決勝で敗退=イスラエルが延長で逆転

 アルゼンチンで開催中のサッカーのU20(20歳以下)W杯でブラジル代表は3日、準々決勝でイスラエルと対戦。延長戦の末、2―3で敗退した。同日付アジェンシア・ブラジル(1)(2)などが報じている。
 欧州のU19の大会で準優勝に輝いたイスラエルに対し、ブラジルは4選手がこの試合に欠場。これまでの試合とは先発を大きく組み替えざるをえなかった。
 後半11分にはサントスでセンターフォワードのレギュラーのマルコス・レオナルドが先制点を挙げたが、4分後に追いつかれ、延長戦に突入した。
 延長戦に入って早々、マテウス・ナシメントが2点目を奪うも、これもすぐに同点に追いつかれ、延長戦前半終了間際には逆転を許してしまった。
 延長線後半のブラジルは防戦一方で、イスラエルにペナルティ・キックを2度献上。これを相手が2度とも外したことで1点差に抑えるのがやっとだった。
 この世代では実績があるものの、サッカーでは一般的に無名のイスラエル相手の敗戦ということもあり、試合後はブラジル代表への批判が高まり、ラモン・メネゼス監督の解任を求める声が相次いだ。ラモン氏は現在、本代表の監督代行も務めているため、本代表の監督人事にも影響を与えそうだ。

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