全仏テニス、ビアが準決勝進出=ブラジル人女子で59年ぶり

 現在開催中の全仏オープンの女子テニスで、ビア・ハダジが7日の準々決勝でオンス・ジャバーに勝ち、準決勝に進出。同大会のブラジル人女性選手では59年ぶりの快挙となった。7日付G1サイト(1)(2)(3)などが報じている。
 現在、世界ランキング15位(最高位12位)のビアはこの日、世界ランキング7位のジャバーと対戦。第1セットこそ3―6で落としたが、第2セットを5度のタイブレークの末に7―6で取ると、第3セットは一方的なペースとなり、6―1で圧倒。この結果、セットカウント3―1でビアは準決勝への進出を決めた。
 ブラジル人女性選手で同大会の準決勝進出を決めたのは、1964年のマリア・エステル・ブエノ以来となる。その大会でマリアは準優勝を飾っている。
 また、全仏を含む世界4大大会「グランドスラム」で準決勝に進んだのも、1968年の全米オープンでのマリア以来、55年ぶりのこととなる。
 準決勝の相手は世界ランキング1位のイガ・スウィアテクで、試合はブラジリア時間の8日午前10時に始まる。

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