伯日議員連盟による「ブラジル日本移民115周年記念特別セッション」が13日午前、首都ブラジリアの下院議会で行われ、来伯中の田中明彦JICA理事長がスピーチを行った。
セッションにはサンパウロ州やパラナ州を代表する主要日系団体の代表者や林禎二駐伯日本国大使、西森ルイス伯日議員連盟会長、片桐キム連邦下議らが参加。ブラジリア大学や日本語モデル校の日本語教師らも出席した。
セッションでスピーチを行った田中理事長は、ブラジルの発展に日系人が果たしてきた役割や、日伯両国の連携に向けた人的交流の重要性を強調。引き続きJICAとして、ブラジルの課題解決に向けた国際協力を続け、ブラジルの発展と日伯両国の関係強化に貢献していくと語った。
セッション後、日本大使館でお祝いの昼食会が催され、地元日系団体代表が招待された。大使館日本庭園には紫イッペーが咲き、招待客らは「花見ができますね」と和やかな笑顔を浮かべていた。