ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)は24~25日、ブラジル日本移民115周年記念「第56回コロニア芸能祭」をサンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル大講堂(R. São Joaquim, 381)で開催する。入場無料だが、1kgの保存可能な品物(砂糖、コーヒー、洗剤など)の寄付を受け付けている。寄付された品物は福祉団体に贈られる。
24日には18団体、25日には25団体が出演し、2日間で110演目が披露される予定。
出演団体はブラジル吟剣詩舞連合会や大正琴聖会、北海道はまなす会、京藤間流日本舞踊、長崎県人会、ブラジル郷土民謡協会、レキオス芸能同好会エイサー太鼓、リズム体操、健康体操など。故丹下セツ子さんへの追悼演目や恒例終幕演目の鳥取郷土芸能「しゃんしゃん傘踊り」も行われる。
会場では、手芸品や衣類、食品のフリーマーケットも行われる。
案内のため編集部を訪れた芸能祭実行委員長の楠本留巳さんは「芸能祭は移民の日のお祝いを締めくくる大切な記念行事。進行を日本語で行っているのも日本の伝統文化を守るため。芸能祭開催に向けて関係者一同コロナ禍に負けず頑張ってきました。皆さまにご来場いただき、拍手を送って頂けたら嬉しく思います」と呼び掛けた。