【既報関連】5月に募集を開始した川満アート・テイメント(神奈川県川崎市)主催『アニソンアイドルプロジェクト』の第4次審査が16日に行われ、25日に行われる最終審査に向け12人が残った。最終審査では8人が選ばれ、合格者は7月13~16日にサンパウロ市で開催される南米最大のアニメ漫画イベント「アニメフレンズ」の舞台に立つ。同プロジェクトでは、アニメソング(アニソン)を歌って踊るアイドルの誕生を目指す。ブラジルに縁のある候補者も2人いたが、4次審査で惜しくも落選した。
応募者総数は213人。審査は同事務所の人気アニソングループbless4メンバーで総合演出やプロデュースを担当するAKASHIさん、ダンスや発音指導担当のKANASAさん、歌唱指導担当のAKINOさんが行った。同事務所特別顧問のHARUさんとYOSHIさんも特別審査員として加わった。
書類審査で29人が選ばれ、審査突破者はbless4メンバーらから、基礎体力、ダンス、歌唱などの指導を受けた。
2、3次審査で候補者は20人にまで絞られた。審査の様子は動画《AIP第1話「プロローグ」》(https://www.youtube.com/watch?v=lxiPdc6iBW0)で公開されており、全参加者の歌やダンスが見られる。
審査ではイキイキと歌やダンスを披露する人もいれば、緊張のあまり思い通りのパフォーマンスができず、涙を流して悔しがる参加者もいた。AKASHIさんは「この経験をばねに強くなってもらえれば」と選考されなかった参加者らへ励ましの言葉を送った。
4次審査では、伯人の父を持つ中村祐美さんとブラジル系音楽の制作発表を行っている日本人アーティストのTomohiko a.k.a Rei Capoeirapさんが惜しくも落選した。4時審査通過者は現在、最終審査に向けた最後の指導を受けている最中で、ポルトガル語やブラジルに関する知識や文化なども学んでいるという。
「アニメフレンズ」は今年、イベント開催20周年の節目で、例年の来場者10万人以上の集客が予想されている。
今後の審査などの様子はbless4メタバース空間(https://vma-plus-station.virtual-space-market.com/user/event/vmp202305001/detail)で配信される。