バラバラ死体のサッカー選手=殺害犯は元恋人の彼氏?

ウゴとルビア容疑者(5日付G1サイトの記事の一部)
ウゴとルビア容疑者(5日付G1サイトの記事の一部)

 7月2日にリオ・グランデ・ド・スル州セッテ・ケーダスでバラバラ死体で発見されたサッカー選手ウゴ・ヴィニシス・ペドロザ(19)は、国境を挟んだパラグアイのピンドティ・ポランでのフェスタ後に訪れた元恋人宅で、元恋人の現在の彼氏によって殺されたと元恋人の弁護人が供述したと5日付G1サイト(1)が報じた。
 3日付G1サイト(2)によると、ウゴは6月25日にフェスタに参加した後に消息を絶った。友人は元恋人宅のそばで別れたと証言していた。
 同氏の捜索は、6月26日に同氏の母親がセッテ・ケーダスの警察に届け出たことで始まり、SNSなども動員された。6月28日には消防も捜索に加わり、イグアテミ川流域の捜索を実施。捜索には国境犯罪抑圧専門警察署(Defron)も加わった。
 遺体発見は市警、軍警、消防、Defronによる大掛かりな捜索作戦が行われた2日で、バラバラにされた遺体の一部は川に投げ込まれていたという。
 警察は3日に元恋人のルビア・ジョイセ・ルビセット氏の身柄を拘束し、取り知らべを行っていたが、同容疑者の弁護士が本人に代わって供述を行ったという。
 それによると、6月25日に同容疑者が別の男性と共に横たわっていた時にウゴが訪ねてきて、屋内に侵入。別の男性といることに立腹して彼女に詰め寄ったため、部屋の外に連れ出そうとした時に、相手の男性が背後から発砲。3発を浴びたウゴが倒れると、彼氏と別の男性が死体を運び出し、遺棄したと語ったという。
 警察は遺体をバラバラにしたことに関する供述はなかったとした上で、発砲したといされる男性と遺体遺棄を助けた男性の行方を捜している。

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