14日付けテラサイト(1)などによると、ミナス・ジェライス州のゴベルナドール・バラダレス市の展示貿易センターで13日、「カミカゼ」と呼ばれるアトラクションが故障し、乗客が約10分間逆さまになったまま空中で停止した。当時、会場では第52回エキスポ・アグロの開催中で、同アトラクションは目玉の一つだった。
事故後、この遊具は一時的に使用禁止となり、消防の調査を待つことになった。電気系統の故障が事故の原因であるとみられている。報告書によると、乗っていた2人が25分間遊具に取り残されたとのこと。また、現場である貿易センター管理者によると、数名が病院に搬送されたが、目立った怪我はない。
このアトラクションは「過激」な乗り物として知られている。垂直方向に360度回転し、途中上部では人が逆さまになったまま数秒停止。高さは最大17メートルにも達する。
販売したワールド・リーデル・パルケ社は供給電圧の不具合が原因とし、それにより緊急停止したと説明。「遊具の作動をロックすることは、電力が変動した場合の安全規則の一部である。メンテナンスチームが手動で遊具のロックを解除し、元の位置に戻す必要がある」と説明。乗っていた人たちは全員安全に避難したと報じられている。
それはさておき、過激なアトラクションに「カミカゼ」という命名のセンスはいかがなものか。