16日、ゴイアス州南東部のカタラン地区で、1リットルのピンガ(サトウキビ蒸留酒)を一気飲みした男性が急死したと、18日付G1サイトなど(1)(2)が報じている。
この男性は42歳の農村労働者で身元不明。目撃者らによると、男性はビール1ケースをもらう賭けで、アルコール度数40度のピンガを、わずか10秒程度で1リットル飲んだ。SNS上で広まった動画には、男性がピンガの瓶に口をつけて、まるで水のようにゴクゴクと勢いよく飲む様子が映されている。
動画では、瓶が空になった直後に「飲んだ、勝った、ビール箱はお前のものだ」という外野からの声が響いていた。軍警によると、男性は早朝から友人と酒を飲んでおり、この賭けの数時間後にバーを出て、歩道に横たわったまま二度と起き上がらなかったという。
この男性は若い頃からそのバーに出入りをしていて、常連だった。危険な飲み方を見て、死んでしまうことを恐れてやめるように忠告した客もいた。事件性がなかったため、警察では「自然死」として扱うことを発表している。