サンパウロ州サンビセンテ市は23日、沖縄県那覇市からの訪問団を迎える。両市は1978年から姉妹都市になっており今回はその45周年を記念したもの。文化交流を通じて自治体の発展と世界平和に貢献することを目的としている。
今回の訪問はパンデミック後の交流再開の機会となる。同市広報によれば、知念覚市長は「サンビセンテ市と那覇市は多くの共通点を持ち、この45年間のパートナーシップの中で築かれた素晴らしい関係である。両市民のために最善を尽くせるよう、経験を交換しながらこの会合を終えたいと思います」と語っている。
式典は午前9時から市庁舎にて行われる。那覇代表団のサンビセンテ滞在中は観光局(Setur)のガイドツアーと市庁舎でセッションが行われる。
24日には知念那覇市長と野原嘉孝那覇市議会議長にサンビセンテ名誉市民章が授与される。帰国前の25日にはサンパウロ市役所でリカルド・ヌネス市長の出迎えを受ける予定。