24日、女子サッカーのW杯でブラジル代表(セレシン)は対パナマ代表戦で4―0と快勝し、初戦を飾った。24日付UOLサイト(1)が報じている。
グループリーグF組に所属のセレソンはこの日、オーストラリアのアデレードでパナマと対戦した。国際サッカー協会(FIFA)のランキングで8位のセレソンに対し、パナマは60位だった。
試合は開始早々からセレソンが圧倒。前半19分、デビーニャの左からのクロスを、右サイドで先発のアリ・ボルジェスがヘディング・シュートで先制した。アリは39分にも再度のヘディング・シュートを試み、それを止めたキーパーのこぼれ玉を右足で押し込んで2点目を決めた。
後半3分、アリは今度はシュートすると見せかけた球をバックパス。それを受けたビア・ザネラットが決めて3点目。25分にはゲイゼ・フェレイラからのクロスを受けたアリが、再度のヘディング・シュートを決めて4点とした。
4点中3点をたたき出し、ハットトリックを記録したアリは、75分にエースのマルタと交代してベンチに下がったが、23歳の新鋭アリの独壇場となる一戦だった。
セレソンの次戦はブラジリア時間の29日午前7時、ブリスベンで世界ランキング5位のフランス代表と対戦する。